j0618の日記

自分が読んだ本のまとめ

世界経済の歴史

・前半:通史編
・紀元前7000年頃に農耕は行われ、紀元前1000年頃には、ほとんどの地域に食料生産が広まり定着した。
・文明とは、人口集中とそれにより可能となった食料生産のもと、それを維持する為に形成された食料分配の制度化の結果、誕生した政治的システムのこと。
・インドでは、紀元前5世紀頃に仏教が成立し、紀元前6世紀頃初めて国家保証による貨幣が発行された。
・14世紀頃ペストの大流行でヨーロッパの半分近くの人々の命を奪い、人々の救済につながらない教会への批判が生じた。 
・モンゴル民族が世界帝国を築き上げる際して、東西の経済が強く結びつく様になり、次に大航海時代が始まる事で、世界は陸、海で経済がつながるようになる。
産業革命がイギリスで起こると、ヨーロッパ各国がそれに倣えと自国の構造改革を行う。
・1873年ウィーン証券市場の暴落の影響は世界に普及し「19世紀末大不況」と呼ばれる、長期の停滞の局面に入った。
第二次世界大戦後に各国が福祉国家体制に方向転換し、高度成長がそれを可能にした。
・近年BRICsと称されるブラジル、ロシア、インド、中国の経済成長が著しくその広大な国土と資源と豊富な労働力などによる今後の発展に注目が集まっている。
・後編:テーマ編
・「経済活動の世界化」「金融」「組織化」「市場論」「国家論」「社会福祉
・「貨幣があって、それが貸借されるのではなく、逆に貸借関係から、貨幣が生まれてくる。」
すなわち、銀行とはお金を集めて貸す所ではなく、お金を創って貸す所