j0618の日記

自分が読んだ本のまとめ

ITビジネスの原理

・商品の売買の基本は、(その商品を)安いと感じている所から仕入れて、高く感じている所に売る。
・ビジネスで利益を得るには、「場所による価値の違い」を正しく認識しないければならない。売ろうとしている商品の価値が最も低い場所と、高い場所をきちんと把握できるかが、最初の関門。

・インターネットビジネスにおいては、いかにTACを0に近づけるかが大きな課題。

・課金ビジネスが成功しなかった理由 ネットの世界では多くがフリーミアムの形態をっとている。現在では、フリーでなければ、お客がこない、インターネットはフリーでなければならないという考え。だが、逆に課金ビジネスがうまくいかないのは、集金システムが整っていないからで、お客がお金を払う為の環境ができていないから、本来の課金すべきものであってもフリーにせざるを得ない。ユーザが金を払うかどうかは、情報の対価だけではなく、その情報を調べる時間や支払いにかかる時間、手間、そういったトータルコストに見合うかどうか。
「1 情報そのもののコスト 2 その情報を探す為のコスト 3 情報を手に入れるためのコスト」
この3つを合わせたものが、価格に見合うかどうか。

・サンクコスト(埋没費用) ソーシャルゲームのおけるサンクコスト 1 無料でプレイできる 2 たくさん楽しむ 3 お金を払えば後ちょっとでクリアできる 4 今までかけてきた時間が惜しくなる 5 少しだけならばとお金を使う 4がネックになってお金を払ってしまう。

・ITやインターネットは細切れにする事で価値を生み出すだけではなく、その細切れを集める事にうよって、新しい価値を生み出し、普段使われてない部分を有効活用する事ができる。

・情報発見する技術とは、情報を受信する技術。

・物を買うということは、ただ品物を買っているのではなく、その商品にまつわる物語を買っていたり、売っている人との関係性を買っていたりすること。

・尾原さんのこれからの予想 これから起こるインターネットの革命はギガビット・インターネットとウェアラブルと予想。ギガビット・インターネットとは、転送速度が一度に大容量のデータを転送する技術のこと。今後のインターネット、ITが進むべき方向の一つ。ウェアラブルとは、Googleグラスなどで、ユーザーの視線の先にあるものを認識して、そこからインテンションを読み取り、そのときどきでに必要な情報を表示してくれるもの。Googleグラスは、情報習得のコストや不安を取り除く事で、人がより人間的な生活をおくれる様になる。本当にナチュラルなものを自然に送るといったような、ハイコンテクトなコミニュケーションを加速させるのが、、ウェアラブルであり、ギガビット・インターネットと言う考え。