j0618の日記

自分が読んだ本のまとめ

ソフィーの世界

・この本は哲学とは、何かという問いから入り、「なぜ生きてるのか?」それを知りたいという昔の人の考えが、哲学になっていった事から始まる本でした。そして、哲学で大切なことは、興味を持つ事とと、驚きが必要だと思う。年を重ねるごとに、驚きは減り、なぜ減るかというと、「習慣」によって、驚きは減っていく。子供はこの世界の何がありで、何がなしか知らないから、日々驚き、興味を持っている。哲学者は子供と一緒日々、興味を持ち、常識を疑い、なぜ?を繰り返すから、新たな発見ができる。そして、古い人達の考えた体系を新しい時代の人が受け継いで、より掘り下げ考え、新たな考えが生まれたり、根本から体系を見直し、1から自分の考えを築き、哲学者の方々は、一生を使ってそれを証明していた。

・時代の流れ
 紀元前の哲学者3人「タレス、アナクシマドロス、アナクシメデス」→古代「ソクラテスプラトン、アリスト・テレス」→ヘレニズム「キュニコス派ストア派エピクロス派、新プラトン学派」→「イエス、パウロのキリスト教」→中世「アウグヌティヌス、トマス・アクィナスルネサンス「ガリレオ。ガリレイ、フランシス ベーコン、コペルニクスケプラーバロック「宗教プロテスタントカトリックの戦い。デカルトスピノザ、その後、3人の経験主義者 ロック、バークリ、ヒューム」 フランス啓蒙主義モンテスキュー、ヴォル テール、ルソー、カント」→ロマンス主義「ヘーゲル、キルコゲール」マルクスダーウィンフロイト→21世紀「実存主義 ニーチェ、ジャンポール・サルトル

・注目 
 ロック ロックは経験主義重視で、神が存在するという認識は、人間の理性から生まれたという考で、神とか 実態とかは経験できないから否定している。後、男女同位で、女性を下に見ているのも、人間が作ったものだ から変えられるという考え。そして、ロックは感覚を第一性質と第二性質に分け、第一は、重さ、動き、形、数等。第二は、赤い、青い、甘い、酸っぱい等。第一はみんな意見が一緒で、第二はそれぞれで感覚違うので 意見が分かれる。ロックは、感覚の性質を生涯をかけて解こうとしていた。他の事でもロックは直感的知や、 論性的知も認めていたので、反対の合理主義的な所もあった。
 カント フランス啓蒙主義で、合理主義と経験主義の2つの良い所取り入れた。そして人間は道徳律があると唱えていた。