j0618の日記

自分が読んだ本のまとめ

種の起原

チャールズ・ダーウィン 自然科学者、地質学者、生物学者                
     
・生物界において、「進化は」純粋に「変化」を意味する。「進歩」を意味せず価値判断について中立的である。
 
・ 生物が持つ性質は、同種であっても個体間に違いがあり、それは親から子に伝えられたもの。他方、環境の収容力は、常に生物の繁殖力より小さい。そのため、生まれた子のすべてが、生存・繁殖することはなく、性質の違いに応じて次世代子を残す期待値に差が生じる。イコール有利な形質をもったものが、より多くの子を残す。それによって有利な変異を持つ子がうまれ、それが保存され、その蓄積によって進化がおこる。

・ 自然淘汰「自然選択」説と呼ばれ、全ての生物、鳥、バナナ、魚、花などは、関連づけられる先祖がいる理論。新しい種は、遺伝子の突然変異から、発生し、より優れた変異が維持され長い年月をかけ、変化していく。最も強い物が生き残るのではなく、最も賢い物が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者。

・いかなる種でも、変異した子孫は、構造を多様化すれば、するほど、、上手く生存できる可能性が高くなり、他の生物が占めている場所に侵入できるようになる。そして、絶滅と自然淘汰は、連携する。

・生物を変化させる原因のなかで、最も重要なのは、物理的変条件の変化。生物同士の相互作用=
生物が改良されると、別の生物も改良させられたり、絶滅させられたりするという関係が、最重要

・最終的には、繁栄して、新しい優勢な種を生み出せるのは、大きくて、優勢なグループに属し、個体数が多く、分布も広い種である。