j0618の日記

自分が読んだ本のまとめ

自分の小さな「箱」から脱出する方法

・「箱の中」 自分から他の人達を歪んだ目で見ている。他の人々はいわば物にすぎない。ようは、物に囲まれた1個人である。
・「箱の外」 他の人や自分をあるがままの人間でみている。人は自分を他の人々に囲まれた一個人だと感じる。
・自分をあるがままの人間として見てもらえるとなると、頭の切れる人はさらに頭を働かせ、スキルを持った人は、さらにそのスキルを発揮し、よく働く人はさらに懸命に働くという事実をを知るべきである。
・自分が箱の中にいることによって、他の人も箱にいれてしまう。そして、箱に入った人々はお互いを責め合う。
・「自分への裏切り」 1 自分が他の人の為にすべきだと感じた事に背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。 2 いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点からみるようになる。 3 周りの世界を自分を正当化する視点から見る様になると、現実を見る目がゆがめられる。 4 したがって、人は自分の感情に背いた時に、箱に入る。 5 時が経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格とみなすようになり、それを持ち歩く様になる。 6 自分が箱の中にいる事によって、他の人達も箱の中にいれてしまう。 7 箱の中にいると、互いに相手をひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与えあう。そして、積極性の欠如、参加意思の欠如で問題を引き起こす。
・「箱の中にいるときに、しても無駄な事」 1 相手を変えようとする事 2 相手と全力で張り合う事  3 その状況からはなれる事  4 コミュニケーションを取ろうとする事  5 新しいテクニックを使おうとする事  6 自分の行動を変えようとする事
・「知っておくべき事」 1 自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながる。 2 箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる。 3 自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、全て箱の外に出ているか否かにかかっている。 4 他の人に抵抗するのをやめた時、箱の外に出ることができる。
・「知った事に即して生きる事」 1 完璧であろうと思うな。 2 すでにそのことを知っている人以外には、箱などの言葉を使うな。自分自身の生活に、この原則を活かせ。 3 他の人々の箱を見つけようとするのではなく、自分の箱を探せ。 4 箱の中に入っているといって、他人を責めるな。自分自身が箱の外にとどまる様にしろ。 5 自分が箱の中にいる事がわかっても、あきらめるな。努力を続けろ。 6 自分が箱の中にいた場合、箱の中にいたことを否定するな。謝った上で、更に前に進め。これから先、もっと他の人の役に立つ様に努力しろ。 7 他の人が間違った事をしているという点に注目するのでわなく、どのような正しい事をすればその人に手を貸せるかを、よく考えろ。 8 他の人々が手を貨してくれるかどうかを気に病むのはやめよう。自分が他の人に力を貸せているかどうかに気をつける。